雨の朝
土日で百名山を2座登る旅の後半です。
今回は木曽駒ヶ岳に登ります。
恵那山登山が終わって長野県飯田市のHotel IIDA STAYで1泊しました。
4時に起きるために9時頃には寝ました。
始発の5:15のバスは混みそうだったので1本ずらして5:45のバスに乗る計画でした。
4:30に起床して外を見ると、

スマホで天気予報を見ると昼に雨が止むようなので2度寝して出発を遅らすことにしました。
7時頃に起床。
熱いシャワーを浴びて目と身体を目覚めさせて出発。
バス停までのコンビニで朝食と昼食を買いました。
菅の台バスセンター
ホテルは雨がやんでましたが、菅の台バスセンターの駐車場に来るまでに雨がしっかり降ってきました。
駐車場で1本バスをスルーしましたが、雨が止む気配はないのでカッパを着てバスの料金所でバス料金とロープウェーの料金合わせて往復¥4,710支払いました。
9:15のバスに乗ります。
雨でしたが、20人ほどの乗客がいました。
雨じゃなかったら大混雑だったと思います。
バスに30分乗って、しらび平駅でロープウェーに乗り換えて7分で2600m付近の千畳敷駅に到着です。
登山開始
千畳敷駅から出ると相変わらずの雨です。
トイレを済ませて早速登山開始。
木道が雨に濡れてスベスベでめちゃくちゃ怖い。
上りの階段もだくだく水が流れてあっという間にトレランシューズの中までびちょびちょに濡れました。
千畳敷駅登山口(八丁坂)から本格的な登山がスタートします。
ここから先は登山の装備が必要です!という看板がありました。
少し登ったところで子雷鳥がいました。
人間に慣れた様子で全然逃げません。
上りが続くので一瞬で身体が熱くなります。
中に一枚厚手のシャツを着てたのでどいちゅうに止まってもらって脱ぎました。
山登りでは汗だくになると風が吹いた時に体温が下がるので汗をかかないように重ね着をして脱ぎ着することが大事です。
10:45 乗越浄土
乗越浄土に着くと周りが開けているので風が急に強くなりました。
もちろん小雨で周りの景色は全く見えません。
案内標識を確認して、宝剣岳・中岳・駒ケ岳方面に進みます。
宝剣山荘・天狗荘と避難小屋が続きますが山頂を目指してそのまま突き進みます。
このあたりから風が強風に変わりました。
雨も強くなってきたので黙々と歩きます。
100m高度が上がると0.6℃下がります。
1000mで6℃です。
3000mで18℃下界より低いことになります。
更に風速1mで体感温度は1℃下がります。
雨に濡れた身体で3000m付近に上がって更に強風にさらされると低体温症になる理由がよくわかります。
富士山の富士宮ルートを登った時に大雨強風を経験して学んだので今回もザックの中にはもしもの時のためにダウンも入れてきました。(結局着ませんでしたが、、)
11:04 中岳 2925m
そうこうしているうちにあっという間に中岳に到着。
他に登山してるパーティは数組くらいです。
中岳でさくっと記念撮影してすぐに木曽駒ヶ岳を目指します。
岩のゴツゴツした方に進みましたが、すぐに行き止まりになりました。
正しい方角は中岳の看板の左側です。
少し下ったあとはまた開けたところに出てきます。(頂上山荘)
最後の上りは2900mを超えてるので吸っても吸っても酸素が入ってこなくて苦しかった。
11:30 木曽駒ヶ岳山頂 2956m
登りはキツかったけど山頂についてしまえばあっという間です。
もう少しこの辛さが続いてもよかったかな?とさえ思えてきます。
案の定展望はゼロ。全く何も見えません。
サクッと記念撮影してどいちゅうからもらった羊羹のおいしいのでチャージしてすぐに下山です。
雨で頂上のプレートも持たずに記念撮影してましたね。。
300mくらいしか登らないので余裕かと思ってましたが、想像してたより辛かった。
12:05 宝剣山荘
びしょ濡れで流石に寒いので宝剣山荘でちょっと休憩することにしました。
中は日本人や外国人の方もいて昼食を摂ったり休憩したりで大賑わいでした。
われわれは席にはつかずにちょっと休憩させてもらってすぐに出発しました。
岩場
山小屋エリアを超えるとまた岩場の下りが始まります。
濡れてるので平らな岩や木道の滑りやすそうなところは避けております。
こんな時に限ってストックは車に忘れてしまってました。ストックのありがたみがよくわかります。
雷鳥の赤ちゃん
1時間ほどであっという間に下山です。
千畳敷駅付近まで降りてくると雷鳥の赤ちゃんに出会いました。
登山道の前を歩いて道案内してくれます。
しかもなかなか逃げない。
結局50mくらい一緒に歩いて下りました。
12:35 千畳敷駅
登り1時間ちょい
下り1時間で登山終了です。
濡れた上着は脱いで建物の休憩所で山頂で食べれなかったおにぎりを食べてロープウェーの時間を待ちます。
千畳敷駅でしか売ってない登山グッズがたくさん売られてたので欲しかったんですが、まあまあいい値段したので諦めました。
しらび平駅
バス待ちの時間に後ろにいた女性2人のグループに話かけました。
どう見ても新品のウェアだったのでこの天気で登ったのか気になったんです。
案の定登山は諦めてようでした。
でしょうね。
でもいい思い出になりました。
露天こぶしの湯
菅の台バスセンター近くにある温泉は混むと思ったので、あえてちょっと離れた温泉に入りました。
露天こぶしの湯は露天風呂あり、サウナあり、流行りのバレルサウナもありで最高でした。
下半身だけ冷たい水風呂に使って温泉に入るのを2〜3回繰り返して疲労物質を流しました。
帰阪
コンビニで大量に食料を買い込んで食べながら帰りました。
相棒はビールとおつまみでいい感じです。
登山が終わって温泉に入ってビールを飲みながら車で帰れるのって最高に幸せだろうな!ッと思いながら自分も唐揚げ棒を方ほうばりました。
木曽駒ヶ岳は天気のいい時にリベンジしたいです。
次回はどこいこ?
中岳・木曽駒ヶ岳(西駒ヶ岳) / susuchanさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ