その時は、登り始めの雨と暴風と横殴りの吹雪で石室までで下山を余儀なくされた。
今年こそはリベンジしようと相棒のサッコンと誓い、今回は夏の登山を計画しました。
大阪を金曜日の仕事後に車で出発。
安曇野に23時ごろに到着して焼肉食べ放題で前祝い。
コンビニでビール少々とつまみを買って三股の駐車場へ。
週末なのですでに8割ほど駐車場が埋まっていてびっくりしました。
車内で軽く飲んでから仮眠を取り、早朝に出発。
4時 三股駐車場出発。
3時間ほど延々に続くジグザクの登山道を抜けると視界が開けてきて前常念の辺りまで見えてきます。
さらに1時間登ると石室避難小屋があります。去年はここで大変お世話になりました。この石室がなかったらひょっとしたら。。。
石室の内部は4畳半くらいのスペースがあります。
去年は暴風雪の中、戻るか石室までがんばって避難するか迷った挙句、なんとか石室までたどり着きました。
相棒と二人で荷物を広げて暖かいラーメン食べて、身体を温めて衣服を乾かしていると外から楽しげな年配の3、4人くらいのグループの声が聞こえてきました。
荷物を広げていたので慌てて端に寄せて、年配の方々が入ってきても座れるようにスペースを開けたのに、待てど暮らせど入ってきません。
この暴風雪の中、避難小屋に入ってこないはずはないし、歴史的に有名な石室なので中を覗くくらいはするはずなのに入ってこない。
そして外に出てみるとそこには誰もいなかった。。。
下山して次の日にYouTubeに動画をアップしたのですが、知り合の方に石室の石のところに写ってはいけないものが写ってたでって指摘されてゾッとしました。
やっぱり山は不思議な体験をするところなんですね。
おそらく雪山登山で数々の人が常念岳で命を落としたのでしょう。
今回、石室を後にするときにちゃんと手を合わせておきました。
石室から1時間ほどで前常念につきます。ここから槍ヶ岳が姿を現します。
9時20分 常念岳
去年は槍ヶ岳から常念岳を見ていたのに今年はこちらから槍ヶ岳を見ることになるとは。
なんか感慨深かった。
頂上は写真撮影で混雑していて足元も安定しないので撮影が大変。狭いのに家族連れが座ってかなり邪魔だった。
後半へつづく。